各展示会の報告です。


2022年9月から10月にかけて全国4都市で実施された展示会へ、開発しましたアルミ製耐震シェルターを持ち込んで、ブースへお越しいただいた方々に特徴を説明し、多くのご意見やご要望をお聞きすることができました。その模様をお伝えします。


*フクイ建設技術フェア 2022

 2022年9月7日(水)・8日(木)

 福井県産業会館1号館

 1番目の展示会ということで大変緊張をしましたが、「耐震シェルター」に関心のある方は必ずと言っていい程、ブースにお立寄りいただけました。一通りの説明をしてご意見を伺ってみると「上部の天井の金物が目立つので隠した方が良いのでは」とか「窓はないのですか」「畳敷きはできますか」など色々なご要望が多くの方々よりお聞きすることができました。

  当社の状況は ブースへの来場者数    79人

         パンフレットの持帰り数  85人 でした。

*災害リスク対策推進展 九州 2022

 2022年9月28日(水)・29日(木)

 マリンメッセ福岡 B館

 全国展開の第2弾は九州福岡市での展示会です。2日間共時折り雨が降る展示会となりました。雨の影響もあったのか、会場への来場者数も3000人余りと少なかったようです。しかし九州各地より色々な業種の方々が、当社のブースを訪れていただきました。福井の開催と同じ事も要望として聞かれましたが、「住みたくなるような工夫が欲しい」といった意見も聞くことができました。

  当社の状況は ブースへの来場者数    71人

         パンフレットの持帰り数  95人 でした。  

*危機管理産業展 2022

 2022年10月5日(水)~7日(金)

 東京ビックサイト 西2ホール

 東京での展示会は3日間の開催で多くの来場者がありました。新型コロナ感染対策を万全にして、14300人程の方々が来場され、当社ブースにも関東近県から多くの方々が訪れアルミ製耐震シェルターへの関心を示していました。木造住宅の部屋の中に設置するのであれば、「出来る限りシェルターを広く使える工夫を考えて欲しい」という意見も聞くことができました。また窓の設置については「ぜひ考えて欲しい」と要望されていました。また、江戸川区の工場の社長さんは「古い木造の工場で社員が働いているが、もしもの時の為に工場内にも、アルミ製の耐震シェルターが必要かもしれない」と話しておられました。私も以前に江東区・江戸川区内へ行ったことがありますが、古い木造住宅や古い町工場がたくさんあったように記憶しています。

  当社の状況は ブースへの来場者数   138人

         パンフレットの持帰り数 152人 でした。

*災害リスク対策推進展 北海道 2022

 2022年10月19日(水)・20日(木)

 アクセスサッポロ

 全国展開最終の北海道札幌市での展示会となりました。朝方は少し寒かったものの日中は穏やかな天候となり、全体の来場者数は目標人数を少し下まわる5647人となり盛況のうちに2日間の幕をおろしました。

 当社のブースへは東京から設計事務所の社長さんが訪れて、アルミ製の耐震シェルターに強い関心をお持ちになっていました。東京の展示会でも聞かれた、「出来る限り内部を広く確保できるように工夫して欲しい」と要望されていました。九州の展示会でも意見として聞くことができた、「この中で住みたいなぁ」と思えるような工夫を考えて欲しいとの要望もありました。

  当社の状況は ブースへの来場者数   94人

         パンフレットの持帰り数 141人 でした。


 こうして4会場の展示会を終えて感じることは、それぞれの会場によって関心の持ち方が異なることでした。当初九州では地震対策に対する関心は大きいだろうと考えていましたが、熊本地震の事はあまり気にせず、アルミ耐震シェルターの開発に興味を示していました。北海道はその逆で近年近海での大地震が想定されている事もあり、アルミ製耐震シェルターの存在に驚く方が多かったです。「地下への設置は可能か」との意見もありました。東京での展示会は3日間開催であった為、ブースへの来場者も多く、対応するのが大変でした。説明員については忙しいことはないだろうと思っていましたが、人が集まっているところへは誘導現象が働くのか、どんどん人が集まってくるように感じました。

 4つの展示会を終わってみるとブースへ来場された方々は共通して、アルミの構造材の存在に驚き、アルミ耐震シェルターへの関心をもたれたようです。その上にさまざまな改良点を聞く事ができたことはこれからの研究開発への大きな参考となりました。